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臨床心理士がユニオンはじめてみた「③組合、たちあげてみた」

更新日:2022年7月9日

 組合(くみあい)。


 ドアを開けてみたら、全然怪しいものではなく、自分たちの職場をもっとよくしていくために、労働に関する知識に基づいた実践的な助言をくれる場所。

 

 実際、組合に相談してみた結果、私のイメージはがらりと変わりました。

 

当初、組合の田代さんに相談させていただいたとき、臨床心理士のユニオンを立ち上げるところまでは考えていませんでした。

でも、田代さんに私たちの労働環境にまつわる不安、疑問をお話させていただくと、いままではただ我慢していたけれど、我慢しなくても、正確な知識に基づいて職場と話し合えばすぐに解決できそうな問題点があることがわかりました。

また、公的な機関で働く非常勤公務員(会計年度任用職員)のなかには保育士など資格を持っている方も少なくなく、そのような方々が組合の活動を通して労働環境を改善していった事例など聞かせていただきました。


 そして、田代さんから、臨床心理士も組合を作って、労働環境を改善していくことをご提案いただきました。


 「そっか。じゃあやってみよう!」


 臨床心理士として公的な機関で非常勤という身分で働く私たちの抱える問題が少しでも変わり、よくなっていくのなら。

 いつクビになるかわからないことにおびえ、言いたいことも言えないでいる日々から解放されるとしたら、どれだけいいだろう。そのほかにも、変わったらいいなぁと思うことはたくさんあります。どこまで変えられるかわからないけど、やってみれば動くこともあるはずです。

 心理職が安定した労働環境のもと働くことは、安定した質の高い支援の提供につながるのではないかと思います。 


そこにある問題のアセスメントを行い、問題解決のための方法を考えて、実行に移すって、普段から自分が仕事でしていることだから。意外とこれまでの経験が生きるかも☆


 そんなわけで、組合はじめてみたんです。










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